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TWのプレイ記と二次創作が転がってます。
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いい子のところには、そろそろクリスマスプレゼントが枕元に置かれる時間帯ですね。
……ここらで、続きをUP.
終わってませんけど、気にしない。
いつ終わるのか――わかりません。


中編で出てくる青い石は、厄除け・凶を吉に変える力があるという有名そうな石です。
漢字で書こうとしてちょっと悩みました。危ない……

クリスマスss中編

籠の中に揃えられた色とりどりの石。
ぺったりと両手をついて、ルシアンは覗き込む。

「きれいだね。これってどの色で作っても同じなの?」
「石の色によって効果が違いますよ。
 依頼主の希望によってこちらで石の色を組み合わせて作るんです。」

こっちの赤いのは恋愛のおまじない用で、こっちの黄色いのは財運向上の効果があると
言われていますとエルピダは石の説明をしてくれた。

恋愛……寡黙で思慮深いと、ただでさえもてそうなボリスに更にソレ系を
呼び寄せてどうするのか。
財運は今のところは安泰である。
無病息災も元気でいて欲しいのは確かだけれど、なにかピンと来ない。
コレと言って決められずにいると、エルピダが尋ねてきた。

「ルシアンは誰に贈るのですか?」
「うん、ボリスになんだけどね。何がいいかなぁ……。」
「お友達に贈られるのでしたら、いつまでも一緒にいられるようにという願いを叶える石も
 ありますね。」

いつまでも一緒―――
それはボリスの願いというよりはルシアン本人の願いである。
(ボリスの願いって、何だろう。)
一番に思いつくのはお兄さんと再会する事。
たった一人の肉親だ、今もボリスは必死に探している。
イェフネンという人がどういう人なのか、どんな道を歩んでいるのか。
ボリスから聞いたことのある欠片を繋ぎ合わせても、それを聞かせてくれた彼の様子を
思い出しても、とても大切な人であることだけは分かる。
待ち人、来る。
それを望むのならばそういった効果のある石をエルピダに選んでもらえば良い。
でも。
再会したその先は…………?


「あのさ、エルピダさん。」
「はい?」
「幸せになれるっていうの、ある?」
ボリスにとって、何が一番の幸せであるのかなんてルシアンには予測できない。
それでも、ボリスがつらい目に遭うのは出来る限り無い方がいい。
「あったら、それでお願い。」
「はい、任せてください。」
そう言って、エルピダは籠の中から濃い青色の石を取り出した。
「あとは浄化して、念を込めるのですけれど。ルシアン、やってみますか?」
「え?でも僕、魔力とかほとんど無いよ。」
「魔力ではなく、人を想う力は誰にでもあると私は思います。
 石とか、私達の呪法はそれを手助けする役目を持つものですから。
 私がするよりもルシアンがした方がきっと効果がありますよ。」

火の中に独特の香りを持つ白い草を入れながら、ルシアンに笑いかけた。

 

 

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