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TWのプレイ記と二次創作が転がってます。
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明日のメンテナンスが長くなるみたいだったので
『もしや行動力のある理想家さんの登場か?!』
とあわあわしていたのですが。

何のことはない、機器のメンテナンスでした。

あったかくなる頃っていつのことでしょうか。
でも今実装されても、ルシのゼラチン渡しだけで精一杯なので遊べないです。
待ってる、けど、まだ出るのは待って欲しい?



この下に、ss8を置いています。
ちょっとした流血ざたになってます……ので、苦手な方は回避をお願いいたします。


沈黙の金色 8


感じたのは少しの風と
薄暗い裏通りには不似合いな明るさと
首を走った冷たい感触

 

一瞬視界がぶれたのを感じたあと、かくん、と足から力が抜けて道にへたり込んだ。
地面にどうにか手をついて、身体が崩れ落ちかけるのを止める。
うつむいた視界に金色の束が落ちているのが入った。

心当たりの元を探ろうと首に右手をやるが、触ったのは髪ではなく
ぬるりとした生暖かい感触と鋭い痛みだった。

「……っつ、ぅ。」

手で首を押さえつけたままでいると腕を伝って血が流れる。
先ほどの明るさの正体は、火や爆弾といった明るさではなかった。
現に首以外の怪我はないし火傷も負っていない。
となると――

「へぇ、動けるのですか。そんな人は初めてだな。」

壁に手をついて立ち上がると、背後から聞き覚えのある声が飛んできた。
ゆっくりと後ろを向くと、帽子のつばを片手で少し上げて皮肉な笑いを浮かべた
先ほどの配達の青年が少し離れたところに立っていた。

「でも中途半端に避けたから痛いんじゃないですか、それ。
 完全に飛んでしまった方が何もわからなくてよかったでしょうに。」

ははっ、と声に出して笑いながらルシアンの前に歩み寄って顔を近づける。

「お前が他の人もやったのか。」

疑問ではなく、確定の意を言葉に込める。
睨みつけた相手はどこにでもいそうな、普通の青年だ。
書類の文面でしか知らないが、もっと凶悪な人物像を思い浮かべていたのに。
ルシアンの言葉に意外そうな表情を浮かべ、首の傷をルシアンの手の上から触るように
ひと撫でした。

「何だ、喋れるんですか君。それに私のことをご存知で?
 光栄ですね。」

いつの間に有名になったんでしょう?と血のついた手で
ルシアンのあごを少し上げて笑いかけた。

その物言いにルシアンは頭に血が上る。
態度から察するに、アクシピターの調査書にあった件もこの薄く笑う奴の仕業だろう。
初めてだ、とこの男は言った。
前の3人は、何も分からないうちにぱっと終わらされてしまった。
無言の笑いと、少しの光の後に。


空いている右手で青年の手首をつかみ、あごに添えられていた手を離す。
傷の痛みにひるむことなく睨みつけてくるルシアンを、手首を握らせたまま興味深そうに眺めた。

「なるほど、勝気な方だ。でも自分の置かれた立場をよく理解されないと
 とった行動ひとつで身を滅ぼしますよ?」
「だからって大人しくする理由はないよ、僕には。」
「面白い事を言いますね。ではどうすると。」
「お前を、やっつけるんだ。」

無茶をするなと、護衛はいつも言っていた。
それがすっと脳裏をかすめていくが、即座に気づかなかったことにする。
(だって、それが通じる段階はもう過ぎちゃったもんね。)
バツの悪さを笑いに乗せてかき消す。
そのルシアンの笑いをどうとったのか、興味深さから嘲りの色に男の瞳は染まった。

「君が?武器も持たず、ただ立っているしかない君に何ができるんです?
 私の魔法をもってすれば、君の命なんて瞬時に奪えるのですよ。」

絶対的な位置にいると思うからこその、余裕めいた台詞。
一撃で殺せなかったというのに、それを気にしていないのか。
それとも気にしないようにしているのか。
ルシアンは言葉を紡ぎながら、相手の反応に神経を集中させる。

「……僕はもっと凄い魔法を使う子を知ってる。」

ティチエルは、魔法の要素全てが彼女の味方であるかのような
壮大な力を持った魔法を軽々と使いこなす。
この男の魔法など、それの足元にも及ばない。

「僕の友だちだってお前よりずっと、ね。
 そんなくだらない魔法を少し使えたからって――僕はやられないよ。」
 
首を押さえている血に染まった手を外して、身体の横で握り締めた。

表通りまでの距離、歩数にして五歩。
魔法力を増幅させるアイテムなんて持ちあわせていない。
どこまで通用するかわからないが、やってみるしかないだろう。

いつまでも怯まない様子に青年は少し目を細めると、
拘束されていない左手を持ち上げてルシアンの顔の前で広げた。


「それなら、君の言うくだらない魔法でお別れを。
 ……さようなら、生意気なお嬢さん。」

足元に広がる魔方陣と、手に収束する光を目に映してルシアンも詠唱を終える。

「――パララシス!!」

握り締めた手から、集まった雷の力を青年に流し込んだ。

「このッ――!」

ごく弱い魔法だが相手の詠唱を中断することに成功し、
ルシアンは一気に表通りへと駆け出す。

巻き込む可能性を考えなかったわけではないが、背に腹はかえられない。
できる限り人のいる方へ――

 

「甘いですよ。」

 

正面に感じた光の他に、背後からの光の手が伸びてくる。
予測したよりも早い追撃に、最後の1歩を思い切り踏み込んで前方へを身体を投げた。




―――――――――――――

私の育ててるルシはDEF型街道をいまだ突き進んでいます。
魔法があるから混乱9は行けませんねーと言ったら、
MRルシにして突っ込めとある方に言われました。

MRルシを造ったことある方は果たしていらっさるのでしょうか、いや居ないでせう。


MRを取ったところで、物理面で紙防御になりますから今度はバットブロウあたりに
ぼこぼこにされてやっぱり街に強制送還でしょうけれど……混乱9.

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