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TWのプレイ記と二次創作が転がってます。
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別名:寝込みを襲…………ったうちに入らない話。



充電 2

 

「……(起きない。)」

見下ろす先には規則正しい呼吸。
自分の腕を枕に、資料室の机でボリスが寝ている。
こんなに近くに立っているのに、気配で目を覚まさないという事は
そうとう疲れてるのだろうか、とルシアンは首をかしげた。

まぁ、アクシピターの資料室は許可がないと入れないところだし
あまり頻繁に出入りする人もいなさそうだから、眠るには静かでいいかもしれない。

「……(よく寝てるなぁ)」

本が日焼けしないようになのか、資料室はあまり陽が入り込まないようになっている。

外の方があったかいかもしれないと思いつつ自分のコートを脱いでボリスの肩にかけると、
隣の椅子を静かに引いてルシアンも座った。

頬杖をついてボリスをじっと見る。
聞こえるのは相変わらず静かな寝息。

「寒くないの?」

小さく囁いて自分の手をボリスの頬に当てる。
外を駆け回っていた自分の手の方が冷たくて、
ボリスが起きてしまうのではないかとすぐにルシアンは手を離した。

またじっと眺めるけれど、やっぱりボリスは目を閉じたまま。


お腹もちょっとすいたし、ボリスが寝ているのは退屈だけれど――


音を立てないように椅子から立ち上がって、
再びボリスのそばに寄る。

「起きるまで、待ってるね。」

机に片手をついて、ボリスの頬にキスを一つ落として微笑う。


そのままルシアンが本を探しに向かうと、
ぼんやりとボリスが目を開けた。

「……。」

起きていることを伝えようか。
それとももう少しだけ寝たふりをしようか。

肩にぬくもりを感じながらボリスは再び目を閉じた。

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ルシは気ままに放浪の旅。
ボリスはCP10まで完了。

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