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TWのプレイ記と二次創作が転がってます。
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お誕生日おめでとうルシアン!





貰ってきました誕生日プレゼント。



久々に天使耳、黄色い帽子のセット。
CP5だか6だかのときはコレにランドセル&ホプロンで本気装備……懐かしいな。

しかしルシアン。
可愛いけれど、装備品が羽根だらけ……類は友を呼んだか。


一足先に置いた拍手話をたくさんの人が見てくださってるようです。
拍手解析開いてびっくりした……ありがとうございます -人-

この下は先週の話の続きです。
折り畳み。


ヤクソク 後編



準備よし。
時間よし。

「さてと。上手くいくといいんだけど……。」

隣の部屋の方に一度顔を向けて呟くと、
ルシアンはポケットからカードを一枚取り出して目を閉じた。

距離は最低限飛べればいい。
あとは方向だけ。

「よし、行けっ!」


一迅の風を残して、ルシアンの姿は部屋から掻き消えた。

 

 

「――っと。」
「?!」

突然真上に落ちてきた衝撃にボリスが驚いて目を開くと、
月明かりが差し込む中、両手を顔の横について
上機嫌に見下ろすルシアンと目線がかち合った。

「どう?気配消さなくてもこれなら避けようがないだろ。」

1年越しで再挑戦されるとはボリスも予測していなかったが、
もし失敗していたらどうするつもりだったのだろうか。

真夜中に怪我しても助けに行けないだろうとか。
他人に迷惑をかけることになったかもしれないだとか。
もろもろの叱り文句を飲み込んで、片手で目を覆って口を閉じる。
言ったところでのほほんとした返事が返ってくるに決まっているから。
だが……

「……ルシアン。」
「ん?」

名を呼ぶと、顔を近づけたのか目を覆うボリスの手にルシアンの髪がかかった。
夜中でもあるし聞こえる距離にいることを幸いに、
ささやき声でボリスはルシアンに聞く。

「今、何時なんだ?」
「12時まわったとこ。」
「朝じゃないのに起こしにきたのか?」
「ううん、違うよ。」

ボリスの小さい声にあわせてルシアンもささやき声で応えてくすくす笑う。
そう、起こすことが目的じゃない。
1年前の約束のために来たのだ。

 


『あのね。もし、来年も僕とボリスが一緒にいたら
 その時はまた僕の誕生日を祝ってほしいんだ。』
『…………俺は。』
『だから、もし、だってば。
 ――1年後。よろしくね、ボリス。』



 

「…………。」
「ボリス?」

黙ってしまったボリスを、ルシアンは顔を覆っていた手を横にどかせて覗き込む。

 

――あの時、叶うかどうかなんてお互いにわからなかった願い。

約束の日が近づくにつれて、楽しみで、でも落ち着かなくて。
ボリスの襲撃を口実にして、飛んできてしまったけれど。


(もしかして、忘れてないのは僕の方だけだったかな。)


はしゃいでいた気分が急速に落ちていく。

目を閉じているボリスを見下ろして少し笑うと、身体をまたいでいた足をどかせて
枕元に座りなおし、ボリスの頭に手を添えた。

「……寝るならおやすみくらい言ってから寝なよね、まったく。」

おやすみ、と言葉を落とす。

(特別だったのに、そうじゃなくなっちゃったな。)

はだしの両足を床に下ろして手をベッドの端に置く。
所在なさげに部屋を座ったまま見回すと、
カーテンが開けられたままになっているのが目に入った。

「ついでに閉めて帰ろうか。」

肩を落としてため息をつき、立ち上がりかけたルシアンを後ろに
引き寄せる力があった。

「ぅわ……!」

仰向けに倒れこんで二、三度まばたきをすると、眠ったと思っていたボリスが
身体を起こしてルシアンを見下ろしていた。

「明日まで秘密にしておくつもりだったんだが……。」

ぱちくりと見上げているルシアンの額を手の甲でこつりと軽く叩いて、
ボリスが内緒話をするように声をひそめて耳元で囁いた。

「夕方、ミラさん達が一緒に祝ってくれるんだ。」
「え?」
「お前の誕生日。」

身体を起こして、だから早く寝ろとボリスはルシアンの額から手をどけた。

「ルシアン?」

ボリスの手が乗せられていた場所に自分の手を置いて動く様子のないルシアンに、
どうかしたのかとボリスが手を伸ばしかけたところで、がばっとルシアンが跳ね起きた。
再度ベッドに飛び乗って、全開の笑顔でボリスの方へ身を乗り出してくる。

夜中だというのにこの騒ぎよう。
だから伏せていたのにとボリスが嘆息をついていると、
ボリスの両肩を掴んでルシアンがあいかわらずの笑顔で言った。

「ね、ボリス!明日まで待ちきれなくて寝られないんだ。」
「……寝不足で祝ってもらう気なのか。」

どう考えても夕方までこの元気が保てるわけがない。

しかし、自分の部屋に戻るように言っても隣の部屋で起きていそうな気がする。
いっそのこと無理やりここに寝かしつけるかとボリスが考えを巡らせていると、
肩に乗せていた手をボリスの首の後ろで組んでルシアンが覗き込んだ。

「だから言って、ボリスが一番に。そしたら寝るよ?」

「―――」








―――――――――――――――

ま、間に合った…………!

というわけで、ルシ誕のお話を無事に設置する事ができました。
ハッピーバースデー、ルシアン!


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ルシは気ままに放浪の旅。
ボリスはCP10まで完了。

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