|
TWのプレイ記と二次創作が転がってます。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 2つ、続き話になっているので一緒に置いておきます。
アタマのちょっと上の方で歓声を上げている青年に、下の二人はそれぞれ感想を漏らした。 肩から落ちないように首の両サイドから出ている足を固定すると顔を上に向けて、 「それで届きそうか、ルシアン。」 左手をシベリンの頭に乗せて、それを支えに右手は更に上へと伸ばす。 「……ハシゴでも借りてくればいいだろうが。」 森の中ならいざしらず、街中で肩車に乗って喜ぶ意味が分からない。 「だってハシゴ探しに行ってる間に、落ちちゃったらどうするのさ。」 今いる位置からは影になって見えないが、ルシアンが言うに 「っと、届いたっ。手、離してシベリン。」
「だっ!!」 勢いで蹴りあがった左足にも頭を蹴られ、そのまま地面に倒れ伏す。 「へー、思ったより身軽だな。」 ひゅーと口笛を吹いてマキシミンは屋根の上へと消えたルシアンを見る。 「お待たせ――あれ、大丈夫?シベリン。」 いまだ伏せているシベリンの代わりに適当にマキシミンは返事をする。 「それじゃマキシミン、うまく受け止めてね。」 両手をポケットに突っ込んで見上げていたマキシミンに、 「おまっ……!」 降ってくるカタマリに慌てて手をポケットから抜くが、 「おー♪凄いねお前。」
ぱちぱちと拍手して喜ぶルシアンとは反対に、
ゆらゆらと目の前でネコじゃらしを振ってみたが、 「うん?ネコじゃらし嫌いなのかな、珍しいねお前って。」 手にしていた草をうしろに放ると、しゃがみこんでじっと見合う。 「もしかしてお腹すいてる?」 やっぱり無言で見上げているネコを抱き上げて頭の上に乗せると、 「そういえばお前、なんて言うの?」 「黒猫だから、クロ?」 「逆をいって、シロとか?」 相変わらず返事はしてくれないようだ。 「って、聞いてもわからないよね。ボリスと合流するまで時間あるし、のんびり探そっと。」 はじめて鳴いた頭上の黒猫をもう一度見上げるが、また黙ってしまった。 「……『お前』だとなんかイヤだな。黒いからお前はしばらく『ボリス』ね。」
PR |
カレンダー
最新記事
(12/31)
(03/08)
(03/05)
(03/04)
(03/02)
(03/01)
プロフィール
HN:
佑
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
ルシは気ままに放浪の旅。
ボリスはCP10まで完了。 当ブログはリンクフリーですので、貼って下さる方がいると両手を挙げて喜びます。 サイト名:ひよのタテ アドレス:http://twns.blog.shinobi.jp/
ブログ内検索
アーカイブ
アクセス解析
|