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TWのプレイ記と二次創作が転がってます。
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久々に公平PTで狩りをしてきました。
黄泉3は敵が強くなったせいで、すっかり過疎地になってしまったんですね。
かなーり前はレベル100を越えたくらいの時に公平をしたら美味なところでしたが……
黄泉2は悪魔地帯です論外ですー。

TWCI_2008_4_17_23_24_36.jpg









知らないうちにブレカンできるようになっていたみたいです。
が、思ったより与ダメが増えません。
これ以上の火力を望むなら装備をどうにかしないといけないってことかー。
……ぐぇ;;


この下は沈めた旋律 2を埋めてます。



沈めた旋律 2



そんなの、考えたことがなかった。

 

一度目はほんの少しの言葉なのに、しかも彼に言われた事が
わからないなんてことがあるんだと不思議に思った。
だからゆっくりと自分の中でもう一度反芻してみて、らしくない、とルシアンは思った。
でも――

 

ヒーラーの診察を受けているボリスを、ルシアンは丸椅子の前に両手をひっかけて座り
じっと観察する。
大好きな青銅色の長い髪も、目の色も。姿はボリスそのものだ。

「……何が違うのかな。」

ぽつりとルシアンが呟いた言葉を、隣に立って同じように見ていたティチエルが拾った。
ちょこんと上半身をかがめて、椅子に座るルシアンの耳元に顔を近づけてささやく。

「どうかしたの?ルシアン。」
「ん……あのね。ティチエルはさ、あれはボリスだって思うよね。」
目はまっすぐボリスの方へ向けたまま、同じく小声でルシアンが聞き返した。
ティチエルは小首をかしげた後、ボリスをもう一度盗み見る。
上から下まで眺めたが、いつも見ているボリスと同じだ。
ルシアンが何を問いたいのかわからなかったが、
ティチエルは自分が思ったとおりに返事をする。

「……?はい。」
「そうだよね……うーん。」

そう。何が違うのかと言われるとルシアンも明確に表わすことができずにいた。
椅子を掴んでいた両手を離して、腕組みをして首をひねる。
ボリスの元へ駆けつけたときも、目を覚ましたときも。
その時は特に何も思わなかったのに。

「どうした?診察が終わったみたいだから行くぞ。」

ミラが呼んだので、ひとまず悩むのは後回しにしてルシアンは椅子から立ち上がった。
ボリスに対する違和感よりもやはり心配が先にたつ。
足早に近づいてボリスの横に立つとルシアンはヒーラーの方へ顔を向けたままの
ボリスの横顔を眺めた。

「――。」

名前を呼びかけて、それがためらわれる。
いつもなら名前を呼んで、飛びついてそれから……。

(ボリスがらしくないから、僕も調子が狂っちゃってるのかな?)

「ルシアン?」

ティチエルがルシアンのコートを軽く引いて呼びかけると、
ふっと世界が戻ってきたような気がした。

「あ、ごめんごめん。」

いつも通りににこっと笑ってヒーラーに向き直った。
相変わらずボリスの気配は微動だにしない。
ミラが頷いたのを見て、ヒーラーは会釈をすると説明を始めた。

「外傷に関しましては、念のため確認させていただきましたけれど
 特に問題はないようです。
 それから、記憶をなくされているということですが……。」
「どうもそうらしい。もっとも、わからないのは自分と
 それから自分が関わった人間の事だけみたいだが。」

倒れていた場所からここに来るまでに、ボリスの足に迷いはなかった。
街の名前も、店の場所も全てきちんと頭の中にあるらしい。
そんなことがあるのかとミラが聞くと、ヒーラーは説明の続きを始めた。

「毒や、モンスターから受けた傷によって一時的に記憶が混乱された
 という方は何度か診させていただいたことがあります。
 その場合には記憶の混乱以外にも身体的な特徴が現れますので、
 この方の場合はそれに当てはまらないようです。
 あとは魔法をかけられた可能性もありますが……。」
「魔法だったらまっ先にティチエルが分かるだろうしな。
 ティチエル、何か気づいたか?」
「いえ、感じなかったですー。」

ふるふると首を振るティチエルを見たあと、ヒーラーも同意して
首を縦に振った。

「そうですね。私も確認いたしましたが、魔法の反応はありませんでした。
 それ以外の原因となりますと、私の力ではお役に立てませんので――」
「つまり、現段階では治療策はないということですね。」

かたり、と椅子からボリスが立ち上がって言った。

「おい、ボリス?」

話の途中にもかかわらず、帰り支度を始めたボリスにミラが声をかけた。

「別に俺は構いません。怪我の治療はしていただきましたし、
 このままでも当面は支障はないと思います。」

ありがとうございました、とヒーラーに礼を言ってボリスは部屋を出ていった。

「ちょっと、待ってよボリス!」

ルシアンもわたわたと慌てて自分の持ち物を抱えて、
ボリスの後を追って診療室を飛び出していった。
残されたミラはため息をつき、ヒーラーにまた来ると伝えて
ティチエルをつれて診察室をあとにした。

「大丈夫かねー、あいつらは。」
「……わたしもついてった方がいいですか?」
「いや、いいよ。しばらく様子を見るしかないだろう。
 ボリスの方はルシアンに任せて、あたしらは他の奴らにとりあえず
 ボリスのことを伝えに行くか。」
「はぁい。」

確かに治癒術が使えたところで、記憶を取り戻すようなことはできない。
後ろ髪引かれる思いはあるが、ミラの言うとおりにする方がいいだろう。
ボリスのことも心配ではあるが、あとの四人に現状を知らせるのが先かと
ティチエルはうなずいて、ルシアンたちと反対の方向へ歩き出した。





―――――――――――――――――――

まだまだ序盤ですねー。

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ルシは気ままに放浪の旅。
ボリスはCP10まで完了。

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