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TWのプレイ記と二次創作が転がってます。
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経験値集めといえばルシはエルラD2で狩りになるのですが
画面が固まりすぎで死亡率が上がってきました。
あまりにぱたぱた倒れるので、狩りはちょっと様子見。
かわりにクラブ員さんとDOPと旗と夢で戯れてきました。
旗取りでは、Lv200以上の人は背中とか頭装備とかの見える装備は外すとか
ハンデをつけて闘うと結構いい勝負になってました。

釣竿と靴のみ装備という条件でもやってみたのですが、
こちらの攻撃による敵の足止めができなくなったため
旗を奪ってまっすぐ逃亡という意外と味気ない勝負結果に。
――あ、竿が削れてる。



拍手ぱちぱち、最近止まり気味なのにありがとうございます;;


ひと月ほったらかした続き物ssを埋め埋め。
彼の人の誕生日までに終わ――らない気がしてきました。
あと何日……20日?



沈めた旋律 8



必要な記憶はすべて沈めて。
揺れ動いてしまわぬよう外の事象を遮断して。


早く、早く――――

 

 

散らかってしまった机の上の便箋やペンをボリスは無言で集めて、
ふたたび椅子に座った。

先ほどの青年は言ったが、ボリスは結論を急いだつもりは無かった。
この宿に案内した青年が自分の護衛対象である事と、自分の現状。
それを客観的に見れば、解雇してもらうのが妥当だと感じただけだ。

それなのに、なぜ彼らはこちらの足を止めさせようとするのか。
かけられる言葉、伸ばされる手。
すべてがわずらわしく、思い通りに物事が運ばないことに対しての
焦りをボリスに生み出す。

どう言えばわかってくれるのか。
どう接したら放っておいてくれるのか。

ペンを手にしたまま考え込んでいた耳に、聞き覚えのある声が
窓の外から聞こえてきた。
書きかけの手紙の上にペンを置き、ボリスはそちらへと歩み寄る。
窓を開かずに外の様子を見ると、見舞いに来た青年と、もう一人、
それと一番最初に出て行った青年の三人が窓の下で何事かを話していた。


『記憶を無くす前のおまえと、とても仲がよかったんだよ。』


告げられた言葉をおぼろげに思い出し、
仲が良かったという青年に目を移した。
夕陽に照らされて、彼の金髪が柔らかく光を反射させている。

仲が良かった?

大切に思われていた?

だが、彼と話をする自分や、彼らの中に自分が加わる光景が
どうしてもボリスには思い浮かべられない。
あの中で自分は何を話し、何をしていたというのだろう。

窓に背を預けてボリスは目を閉じた。
あいかわらず、あの青年の声が聞こえてくる。
内容はよく聞こえないけれど、それは楽しそうな。

厄介だ、とボリスは思った。
こちらには引きずられるつもりがないのに、
彼の表情が、声が心に軌跡を残していく。

聞いていたい。

いや、拒むべきものだ。

「……っ。」

あれを自分は欲しているのか。

否、不要だ。

壁づたいに崩れ落ちながら、ボリスは鈍い頭痛と共に
散らばり始めた思考をどうにかかき集めようとする。


ここに留まってはいけない。


あれは赤の他人だ。

(大切にされていたなんて言われなくても知っている)

すぐ別れる者に心を砕くことなどしなくていい。

(あいつは絶対に心配するだろうから―――)

 

早く、俺はここからいなくならなければならない。


いつの間にか痛みが引いて、ボリスは押さえていた手を
床にだらりとおろした。

少し低めに聞こえてくるあとの二人の声と、
ひとりのはしゃぐ声が親しげに会話を続けている。
扉を閉める前に見た悲しげな表情は、もうどこにも感じられない。

かつては、あの中に自分はいたかもしれない。
しかし、四人目の自分がたとえあの中からいなくなっても、
彼らの時間は変わることなく続くだろう。
自分のこの焦燥感も彼らと別れてしまえば、そのうち気にも留めなくなる。

やがて声が聞こえなくなり、ボリスが立ち上がってもう一度窓の外を見ると
そこには誰もいなくなっていた。
きっとあの三人でどこかへ行ってしまったのだと結論づけて、
やはり書きかけの手紙を書いてしまうことにする。

声が聞こえなければ、何も揺らがない。
姿を認めなければ、それをさえぎる必要が無い。

 

あの青年が帰ってくる前に


そう


間違った判断はしていない


だから―――

 

 

 

親しげに投げかけられる声など、今は聞こえない方がよかった。







――――――――――――

ルシを出しても暗いのに、ルシがいないともっと暗い。

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ルシは気ままに放浪の旅。
ボリスはCP10まで完了。

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