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TWのプレイ記と二次創作が転がってます。
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散らかってしまった机の上の便箋やペンをボリスは無言で集めて、 先ほどの青年は言ったが、ボリスは結論を急いだつもりは無かった。 それなのに、なぜ彼らはこちらの足を止めさせようとするのか。 どう言えばわかってくれるのか。 ペンを手にしたまま考え込んでいた耳に、聞き覚えのある声が
仲が良かった? 大切に思われていた? だが、彼と話をする自分や、彼らの中に自分が加わる光景が 窓に背を預けてボリスは目を閉じた。 厄介だ、とボリスは思った。 聞いていたい。 いや、拒むべきものだ。 「……っ。」 あれを自分は欲しているのか。 否、不要だ。 壁づたいに崩れ落ちながら、ボリスは鈍い頭痛と共に
(大切にされていたなんて言われなくても知っている) すぐ別れる者に心を砕くことなどしなくていい。 (あいつは絶対に心配するだろうから―――)
早く、俺はここからいなくならなければならない。
少し低めに聞こえてくるあとの二人の声と、 かつては、あの中に自分はいたかもしれない。 やがて声が聞こえなくなり、ボリスが立ち上がってもう一度窓の外を見ると 声が聞こえなければ、何も揺らがない。
あの青年が帰ってくる前に
親しげに投げかけられる声など、今は聞こえない方がよかった。
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