忍者ブログ
TWのプレイ記と二次創作が転がってます。
[304] [303] [302] [301] [300] [299] [298] [297] [296] [295] [294]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

7月12日です!
ボリス、お誕生日おめでとうございます。

去年は誕生日イベントが見られるか見られないかの瀬戸際レベルだった
当方のボリス。
無事にレベル上げが間に合いまして
プレゼントにクローバーの花を1本差し出すナヤに
『何このかわいい子はー!』と叫び
お酒よりは香りを楽しむ人だと思ってとか何とか言いつつ紅茶を差し出したシベに
『さりげなく美味しいところを持って行ったー!』と叫んだりしてました。
あれ、ボリスのことに触れてないぞ……

1年経って100レベル。
まだまだこれから。育てるのが楽しみです。


この下はボリ誕ss埋めてますー。
タイトル結局思いつかず、そのままです。



まだ僕が屋敷から出る前のこと。
ボリスに誕生日を聞いた事があった。
ちゃんと教えてくれたけど、自分の誕生日なのに
とってもそっけなかった。
まるで僕が今日の天気は?って聞いたみたいじゃないか。

誕生日ってお祝いをするものだよ、ボリス。
最初の年は、僕ひとり。
今年は仲間みんなで。
プレゼントを用意して、ご馳走も持ち寄って。
ボリスは気づいてるのかな?


ボリ誕ss 当日


「はー、お腹いっぱい。幸せ~」
「よかったな」

みんなで持ち寄った食べ物は予想していたよりも多くあって、
八人で分けても十分すぎるほどだった。
最初はお茶で、途中からアルコールも手伝って
誕生日会から宴会もどきへといつの間にか変化していた。
主役のはずのボリスが適当にあとかたづけをして、
大人組に混じって酒の飲み比べに参戦しようとしていた
ルシアンの襟首を掴んで引き離し、
祝ってくれた皆にいとまを告げて帰路につく。
あのまま残っていたら間違いなく翌日に支障をきたすだろう。
もうちょっと飲みたかったと呟くルシアンの頭をボリスが小突くと
ふと思い出したようにルシアンが尋ねた。

「ねぇ、レイがくれたクローバーは?
 宿に帰ったらコップにさしといたら大丈夫かな」

プレゼントにと貰ってから、少し時間が経ってしまっている。
せっかくレイがくれた貴重な一本なのに
しおれさせてしまう訳にはいかない。
花は無事?と聞いてくるルシアンの目の前に、ボリスは花の束を出した。
月明かりに白色が少しだけ映えて、それが小さな輪になっている。

「……クローバーの冠?」
「あのあとティチエルとレイが花を足して二人で作ってくれたんだ」
「へぇ、すっごいな。きれいに作ってある。さすが女の子だよね」

ボリスからクローバーの冠を借りて、ひっくり返したり
つついたりしながらルシアンが感嘆の声をあげた。
ひととおり見て気が済んだのか、隣を歩くボリスの正面に出て
後ろ向きに歩きながら、片手でボリスの髪を適当に分ける。
持っていたクローバーの冠を両手で丁寧に置いて、満足そうな顔をした。

「うん、これでよし!」
「わざわざ今つけなくても」
「いいじゃない、今日はボリスが主役なんだよ。王様の冠、ってね」

軽く拍手してルシアンはにこにこと笑う。
相変わらず後ろ向きでふらふら歩くルシアンの手を引いて、
向きを元に戻しながらボリスは言った。

「王様なんて柄じゃない」
「それじゃ王子様?」
「それも違うよ」
「もう、わがままだなぁ。でも似合ってるよそれ」

だから宿まで取るの禁止、と花を崩さないように
それでもびしっと手のひらで冠を押さえた。
昼間ならば目立つ上に、もらった嬉しさよりも
見られる恥ずかしさが先にたってしまうが、
今は夜だし人通りも少ないからルシアンの言うとおりにしても
誰かに見られる心配は無いかもしれない。
冠を外そうとしていた手をボリスは大人しく横に下げた。
ルシアンも手をボリスの頭の上からどかせたが、
そのまま降りていくと思ったその手は途中で止まり、
ボリスの髪に指を絡ませると、一房掴んで引き寄せて囁いた。

「ボリス」
「うん?」
「今も、自分が生まれてきた事を祝福する人はいないって思ってる?」

いつか教えてもらった、寂しいこと。
それが寂しいってことすら、あの時ボリスは
感じていなかったのかもしれないけれど
それでもそれは違うって知って欲しかった。
最初はひとりで。
今日は仲間のみんなで。
ちゃんと伝わったかな?

「……思ってないよ」

祝福するその人を示すように、ボリスがルシアンの頭をひと撫でして手を離した。
撫でていったその場所にルシアンは自分の手を重ねて笑みを深くする。
ボリスに伝わった喜びと、ほんの少しの照れ隠しで。

「僕だけじゃないよ。
 ミラさんもティチエルもイスピンもマキシミンもシベリンもレイも、みんな!
 それに、これからもボリスのことが好きだって言う人は増えていくんだから」
「そうか」
「あ、信じてないだろ」

短いボリスの返答にルシアンはむくれた。
ちゃんと聞けと言わんばかりに、一度は離した手で
今度はボリスの首に腕をまわして引き寄せた。
いつもの、他人から見れば愛想の無い顔をしてると思っていたのに
ルシアンの目に映ったのは意外なもので。
不機嫌なんて途端に空の彼方へと飛んで行ってしまった。

空いていたもう片方の腕も伸ばしてボリスに飛びついて
ルシアンは上機嫌で続ける。

「これは絶対。嘘だったら僕、針千本飲んでもいいよ!」
「それは使いどころが違うんじゃないか、ルシアン」
「え?あれ??まあ、細かい事は気にしないで。
 大事なのはそこじゃないんだから」
「はいはい」





――――――――――――――
Happy birthday boris !

PR


Copyright (C) 2005-2006 SAMURAI-FACTORY ALL RIGHTS RESERVED.
忍者ブログ [PR]
カレンダー
12 2026/01 02
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
ルシは気ままに放浪の旅。
ボリスはCP10まで完了。

当ブログはリンクフリーですので、貼って下さる方がいると両手を挙げて喜びます。
サイト名:ひよのタテ
アドレス:http://twns.blog.shinobi.jp/
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析