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TWのプレイ記と二次創作が転がってます。
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稲光が目に焼きついたように思えて、 「そんなところに寝転がっていると踏むかもしれないぞ。」 降ってきた声に目を開くと、黒い靴のつま先が見えた。 「ボリスが?」 昼寝をするつもりならベッドで眠ればいいことだ。 「……?」 何だ、と上体をかたむけるだけのボリスに、あいかわらず寝そべったまま とりあえず言うとおりに座ってみるかとボリスがルシアンの横に腰を落ち着けると、 「うん、快適快適。」
雨はすごいし、雷もすごいし、せっかくだから見物してた、と 「ボリスだって出かける格好してないじゃないか。」 外を指していた手を伸ばして、今度は頭の後ろでひとつにくくられたボリスの髪を引っ張る。 「急ぎの用事で出かけるのでないなら、雨が止むまで待つように言いに来たんだ。」 髪から手を離して、あさっての方向を見ながらぼそりと返事をする。 「止むまで、ってこれいつ止むのかなぁ。」 くぁ、とあくびをひとつ。 「ルシアン?」
「――ン。ルシアン。」 肩を揺らされてまぶたを開くと、窓から差し込む光が直接目に入り 「まぶし……。」 目を閉じてしまうと、もう一度眠りたいという誘惑がやってくる。 「ほら、起きろ。出かけるんだろう?」 首から背中に手を移動させて、ルシアンの体を起こす。 寝起きのぼんやりした頭でルシアンが顔を上げると、 「どっかぶつけた?」 別につまづくようなものって置いてなかったよなぁ、とルシアンは首をかしげた。 両手をテーブルの上に置いて、足で立つよりも腕で体重を支えているように見える。 「――あー……。」 ルシアンは、ふへ、と笑うと両手をゆるく開いてボリスに静かに近寄る。 子供がいたずらを思いついたような目と 「……その手は何だ。」 にこにこと笑いつつ、その間にもじりじりとルシアンはボリスとの距離を詰めようとする。
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ルシは気ままに放浪の旅。
ボリスはCP10まで完了。 当ブログはリンクフリーですので、貼って下さる方がいると両手を挙げて喜びます。 サイト名:ひよのタテ アドレス:http://twns.blog.shinobi.jp/
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