忍者ブログ
TWのプレイ記と二次創作が転がってます。
[99] [96] [95] [91] [93] [92] [88] [81] [75] [74] [72]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

秋の夕暮れ
(拍手ss1・ボリス&ルシ)



 


「……腕がつかれた」
背中越しに聞こえた声に振り向くと、ルシアンは仰向けにベッドの上に寝転がり、
顔の上に本を載せてだらりと両手を伸ばしていた。
本を上にあげて読んでいたら、つかれるに決まっているだろうと思いつつ
ルシアンの顔から本をどかせる。
「座って読めばいいだろう。わざわざ持ち上げて読まなくても」
「んー・・・鍛錬?」
なんだそれはと苦笑しつつ横に本を置いて背中をむけ、自分の本の続きを読む。
ぱた、とルシアンの手が横から本を再び取っていった。
肩越しに顔を向けると今度はベッドの上に本を置いて、うつぶせに読み始めている。
今度はあごが痛いとかそのうち言い出しそうだ。

夕陽が傾き、窓から橙色の陽が差し込む。
自分が陰になって読むには暗いんじゃないかと後ろに視線を落とすと
本を枕にしてルシアンは既に夢の中だった。

風邪をひかないようにシーツをかけようと、立ち上がりかけて
何かボリスを引っ張るものがある。
もとを辿るとルシアンの手がボリスの服をつかんでいた。

「…………いくつの子どもだおまえは」

まったく、と手をそのままにしてルシアンを起こさないようにシーツをかけた。




 

PR


Copyright (C) 2005-2006 SAMURAI-FACTORY ALL RIGHTS RESERVED.
忍者ブログ [PR]
カレンダー
12 2026/01 02
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
ルシは気ままに放浪の旅。
ボリスはCP10まで完了。

当ブログはリンクフリーですので、貼って下さる方がいると両手を挙げて喜びます。
サイト名:ひよのタテ
アドレス:http://twns.blog.shinobi.jp/
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析